コルメナとは
コルメナとはスペイン語で「ミツバチの巣」という意味です。

コルメナは大阪府高槻市にある、知的障がいのある方が通う小さな福祉施設です。
法人の設立当時、障がいのある方が学校を卒業した後に行くところがない、ということは随分と減っていました。ですが、行きたいところに行ける、すなわち選べる環境があったかといえば、なかなかそこにまで到っていなかったと思います。そこにしか行けないから、そんな理由で人生の中での大切な選択がされるのであれば、そうした環境を少しでも改善したい。そんな思いでのスタートでした。
新しい施設が出来るということは、地域の中での選択肢が一つ増えるということです。ですので、まずは自分たちで新しい施設を作ろう。そうして通所施設(生活介護事業所)を立ち上げることにしました。

しかし大阪府内で初めて、NPO法人が生活介護事業を設立するということもあり、まわりの反応は厳しかったです。出来るはずがない、スタッフは集まるのか、そもそも誰も必要としていない。
不安になる声ばかりの中、私たちの取り組みを後押しして下さる方も増えてきました。応援して下さる方々のお声に励まされ、2010年3月に通所施設を開所することが出来ました。
そこに集う利用者の方、スタッフ、協力してくれる多くの方々と共に作り上げていく場所としたい。そう願ってコルメナと名付けました。

開所当初は利用者の方が5人だけだったコルメナにも、今では20名ちかくの利用者の方たちが集っています。そこで、内職をしたり、請負の仕事をしたり、プールに行ったり、ダンスをしたり、音楽活動をしたり、笑い合ったり、ぶつかり合ったりと、一日たりとも同じでない日々を積み重ねています。

コルメナとは、もはや福祉施設の名前ではなく、そうして積み重ねられている日々、そして築かれていっている関係、それこそがコルメナなのだと思います。


また、コルメナでは毎日、絵画や刺繍などの創作活動に取り組んでいます。それらを普段使いのできるバッグやポーチとして販売も行っております。



このホームページではコルメナで作られる作品に加えて、制作風景なども発信していきます。そこに集う方々の作品と共に、その息遣いを感じて頂ければと願っています。

講師紹介
日々、コルメナの活動に協力して下さっている皆様を紹介します。
認定NPO法人プール・ボランティア
1999年に大阪で設立された日本で最も古いスポーツNPO、事業型NPOとして活動。2017年に「大阪府条例指定NPO」に、2018年に「認定NPO」となる。2021年に「グッドガバナンス認証」を取得。大阪マラソンのオフィシャル寄付先団体として、7年連続採択されている。
「水の世界もバリアフリーに!」を合言葉に、現在、大阪市を中心に市民プールで、毎年のべ約 4,000名の障害者を泳げるボランティアがマンツーマンで水泳指導やプール・リハビリを行う。その他にも、企業やプールの指定管理者を対象に「障害者対応研修」を開催し、障害者のプール利用についての理解を深める活動やプール・オンブズマン活動も行っている。
また、日本で初めてのプール専用車イス(サンダーバード1号)や、重度身体障害者のための浮き具「うきうきくん」なども製作販売している。2018年度からは「ヘルプマーク・スイムキャップ」を全国に無償配布、2021年からは、障害者水泳指導者養成研修(体験型)も実施。
受賞歴も多く、2019年度にはスポーツ振興大賞、2020年には読売福祉文化賞、2021年には社会貢献者表彰などを受賞し、2021年の保健文化賞の受賞では、皇居にて天皇、皇后陛下から拝謁を賜る。
※プール・ボランティアは登録商標です。

岡崎 寛(おかざきひろし)
同志社大学法学部卒 認定NPO法人プール・ボランティア理事長 日本赤十字社水上安全法、救急法名誉指導員、日本水泳連盟上級水泳教師、上級コーチ昔ライフセーバー、昔トライアスリート、昔競泳選手ほか
織田 智子(おだともこ)
認定NPO法人プール・ボランティア事務局長 日本赤十字社水上安全法、救急法、健康生活支援、幼児安全法指導員、元ジュニアオリンピック飛込み競技富山県代表、昔DTP デザイナー、昔デパガほか
https://www.pool-npo.or.jp/
以下、10周年アート展の掲載写真と異なるものを使用しても良いのでは。
大歳 芽里(おおとしめり)

昭和音楽芸術学院バレエ科卒業。音楽家、劇団、ヴィジュアルアーティスト等と共演を重ねる。仏のアンジェ国立現代舞踊センター、振付コース修了。ノーマライゼーション高槻「コルメナ」、放課後等デイサービス「レモン②レモン」にて、さまざまな障害をもった人や子ども対象のレギュラークラスのほか、京都保健衛生専門学校看護学科ボディワーク講座の講師、小学校や施設、カフェなどでワークショップ講師も行う。他の分野におけるダンスの可能性を探り、身近なところにダンスを広げる活動を進めている。
2024年
・ヴィラ九条山での工芸レジデンス10周年イベント内で、ニナ・フラデと『Matter and Body 』パフォーマンス(音楽:武田真彦、音楽協力: 今西紅雪、メディアアート協力:サガール・パテル、ダンス協力:樋口碧 )、アンスティチュ・フランセ(パリ)
・ビバ・ヴィラ!において、ポリーヌ・ブランと『ROCKS AND STICKS』パフォーマンス、ゲテ・リリック(パリ)
・クリコー・クーシアンとパフォーマンス、ブラッサリー・アトラス(ブリュッセル)
https://mericious.wixsite.com/meriotoshi
出川 晋(でがわしん)

美術家、舞台美術家。1986年島根県⽣まれ。
2010年京都精華⼤学芸術学部卒業。在学中から美術作家の井上信太に師事。美術や舞台美術の在り⽅を学ぶ。各家庭で遊ばれなくなったぬいぐるみを用いて、造形物やインスタレーション作品を制作。ワークショップなど京都を拠点に精⼒的にアート活動を⾏なっている。
コルメナでは、2013年から陶芸、絵画、美術ワークショップなどの講師を行う。2020年のコルメナの作品展「コルメナアート展~10年の歩み~」に続き、「ただいま!コルメナアート展」でもディレクションを務める。
個展
2017 「愛の行方」 Social Kitchen/京都
2023「ぼくは、ぬいぐるみだった。」 Gallery NEUTRAL/京都
2024「ぼくを殺 してくれる 生かしてくれる もの」The side/京都
グループ展
2024 学園前アートフェスタ2024 坂口家住宅/奈良
instagram https://www.instagram.com/shindegawa/
出川晋HP https://shindega2026.myportfolio.com/

特定⾮営利活動法⼈
ノーマライゼーション⾼槻
設⽴趣旨「選択の幅を広げるために」
ノーマライゼーション⾼槻とは、知的障がい者の⽅の⽣活を⽀援することを⽬的として活動をしているNPO法⼈です。 私たちの最初の取り組みは、2010 年 3 ⽉に知的障がい者の⽅を対象とした通所施設を⾼槻に開設したことです。障がいのある⽅が選べる施設を増やすことで、その⽅の⼈⽣の幅が少しでも広がればと願ってのことです。
しかし私たちが⽬指すことは、単に⼀施設を作ることではありません。知的障がい者の⽅が、本当の意味での⾃⼰選択・⾃⼰決定の出来る地域を作ることを⽬指しています。そして、その思いを発信していくことこそが、私たちの使命であり理念です。
法⼈の歩み
2008年11⽉
法⼈設⽴
2010年3⽉
⽣活介護事業所「コルメナ」開設
2010年10⽉
ウォールクライミングクラブ「フィスツ」創設
(2021年9⽉活動終了)
2012年3月
分場施設「コルメナ・プラス」開設
2012年4月
学習塾「惠輝塾」創設
2014年1月
トランスジェンダー当事者による講演会 開催
2014年9月
障害者プロレス団体「ドッグレッグス」試合映像鑑賞・対談会 開催
2015年3月
コルメナ開所5周年コンサート 開催
(出演 タテタカコ、ぽらぽら。、ママテラス)
2018年3月
共同⽣活援助事業「睦⽉荘」開設
2020年5月
コルメナ10周年アート展を企画
(コロナ禍の拡大にともない中止)
2021年8月
睦⽉荘の従たる住居「皐⽉荘」を開設
2023年11月~12月
コルメナ10周年アート展のアーカイブ作成のためクラウドファンディングに挑戦
目標を上回るご支援をいただく
2024年5月
コルメナ10周年アート展のアーカイブページを公開
コルメナ14周年アート展「ただいま!コルメナアート展」開催

代表理事・副代表理事のプロフィール

代表理事
豊田 真一(とよだしんいち)
大阪府出身。立命館大学理工学部土木工学科中退。同志社大学神学部編入学。同学部卒業後、一般企業での勤務を経て、知的障がい者の方の支援施設に入社。支援員としての経験を積んだ後に、2008年にノーマライゼーション高槻を立ち上げる。
趣味は映画鑑賞や音楽を聴くことなど。最近は落語にも傾倒している。
副代表理事
植田 聡子(うえださとこ)
京都府出⾝。京都市⽴銅駝美術⼯芸高等学校(現・京都市⽴美術工芸高等学校)図案科卒業。その後、成安造形短期⼤学造形芸術染織コーステキスタイルデザイン科に進む。同科修了後に、同⼤学染織専攻科も修了する。
自閉症の⻑男との関わりから、障がいのある⽅の⽣み出すアートに興味を持ち、障がい児向けのワークショップ等を開催する。ノーマライゼーション⾼槻には副代表として設⽴から携わり、現在はコルメナの施設長も兼任している。